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韓国の自動化ゲート(SES)は釜山・金海空港で使える?登録できるのは仁川・済州だけ【2026年10月】

情報 2026-10-20 · 読了5分
この記事の言語 KOJAEN

2025年12月から、日本人も韓国の 自動入国審査(SES) を使えるようになった。パスポートと指紋と顔だけで、有人の入国審査に並ばずに入国できる仕組みだ。

では、釜山の金海(キメ)空港に着いたときも使えるのか。結論から言うと、金海空港では登録できない。でも、仁川か済州で一度登録していれば、金海でも自動ゲートが使える。

自動ゲートの間を笑顔で通り抜ける緑のりんごキャラクター

韓国法務部が2026年10月1日に出した報道資料では、日本人などが到着時にSESを登録できる場所は 仁川国際空港と済州国際空港の2か所だけ になっている。

釜山に住んでいて、日本から来た旅行者と話すことも多いので、釜山に来る人向けにまとめておく。

※2026年10月20日時点の情報。

韓国のSES(自動入国審査)とは

パスポートを読み取り機にかざし、指紋と顔で本人確認をして入国する自動ゲートのこと。韓国では「자동출입국심사(自動出入国審査)」と呼ばれている。

日本人が使えるようになった流れはこうだ。

  1. 2025年11月3日:ドイツ・台湾・香港・マカオの4か国・地域で、仁川空港の到着時登録がスタート
  2. 2025年12月1日:日本を含む14か国が追加され、18か国・地域に
  3. 2026年3月9日:済州空港の入国審査場にも登録場所ができる
  4. 2026年3月16日:EU・シェンゲン協定国・カナダが追加され、42か国・地域に

利用できるのは、対象国の国民のうち17歳以上で、ノービザで入国する人。 日本人の観光などの短期滞在はこれにあたる。

登録できる場所は仁川と済州だけ

韓国法務部の2026年10月1日の報道資料では、到着時の登録(入国場自動出入国登録)の運営場所は次の2つだ。

空港登録場所
仁川国際空港第1ターミナル入国審査場(西側・東側)、第2ターミナル入国審査場(西側・東側)
済州国際空港入国審査場(2026年3月9日から)

金海空港、金浦空港はこのリストに入っていない。 つまり、初めて韓国に来る日本人が金海空港に直行した場合、その場でSESを登録することはできない。

登録済みなら金海空港でも使える

一方で、一度登録すれば、次の入国からは地方の空港でも自動ゲートを使える。

法務部の同じ報道資料には、登録した外国人がもう一度韓国に来たときの空港別の数字が載っている(2025年11月3日〜2026年8月31日)。

空港再入国した登録者自動ゲートを使った人利用率
金海空港45,995人30,106人65.5%
金浦空港42,351人30,268人71.5%
済州空港8,793人6,286人71.5%

金海空港でも、登録者の3人に2人が自動ゲートで入国している。

金海空港の入国審査の判断の流れ。仁川か済州でSES登録したことがあれば自動ゲートへ、なければ有人レーンへ

釜山に行く人のパターンをまとめるとこうなる。

  • 金海空港に直行、SES登録はまだ:いつも通り有人レーンで入国審査
  • 前に仁川か済州から入って登録済み:金海でも自動ゲートへ
  • これから登録したい:次の韓国旅行を仁川か済州から入れば、到着時に入国審査場で登録できる

登録の流れ

法務部の資料によると、登録の手順は5ステップ。

指紋スキャナーに手を伸ばす緑のりんごキャラクター

  1. パスポートをスキャン
  2. 指紋を登録
  3. 顔を登録
  4. 登録完了
  5. そのまま自動ゲートで入国

済州空港の開始を伝えた地元紙の記事でも、「到着時に入国審査場で登録すれば、すぐに自動ゲートを使える。次の入国からは全国の空港で使える」と説明されている。

日本人の登録者は72万人

法務部の統計では、2025年11月3日〜2026年8月31日に登録した外国人は141万9,960人。そのうち 日本人が72万3,093人 で、半分以上を占めている。

同じ期間、自動ゲートで入国した日本人は100万4,345人。日本人入国者全体(337万585人)の29.8%にあたる。

仁川空港では、登録した日本人がもう一度韓国に来たとき、81.4%が自動ゲートを使っている。一度登録した人は、次からもほぼ自動ゲートを使っているということだ。

帰り(出国)はどうなる?

仁川空港の公式サイト(日本語版)では、17歳以上の短期滞在の外国人は、事前登録なしで出国審査場の自動化ゲートを使える と案内されている。

金海空港の出国時の扱いについては、公式の案内を確認できなかった。

電子入国申告書は出したほうがいい

SESに登録していれば入国申告書は要らない、と書いているサイトもある。ただ、電子入国申告書の公式サイトの「申告対象者の案内」では、提出しなくていい人として挙がっているのは韓国人、外国人登録証の所持者、K-ETAの所持者などで、SES登録者は書かれていない(2026年10月20日時点)。

特に金海空港で未登録なら有人レーンに並ぶことになるので、電子入国申告書は出しておいたほうが安心だ。到着の3日前から、無料で出せる。

K-ETAと電子入国申告書については、K-ETAは2027年から必要?にまとめてある。

よくある質問

金浦空港でも登録できない?

できない。法務部の資料で登録場所になっているのは仁川と済州だけだ。登録済みなら、金浦でも自動ゲートを使える。

子どもと一緒の場合は?

登録の対象は17歳以上。17歳未満の子どもは登録できないので、子ども連れの場合は有人レーンになる。

釜山港(フェリー)でも使える?

韓国法務部の英語版サイトでは、SESが使える場所として釜山港も挙がっている。ただし、新しく登録した外国人が釜山港の入国で使えるかどうかは、公式の資料で確認できなかった。

まとめ

  1. 日本人は 2025年12月1日から SESの対象(17歳以上・ノービザ入国)
  2. 到着時に登録できるのは 仁川空港と済州空港だけ。金海空港・金浦空港では登録できない
  3. 一度登録すれば 金海空港でも自動ゲートが使える(登録者の利用率65.5%)
  4. 金海空港で未登録なら有人レーン。電子入国申告書は出しておく

参考資料

#SES#韓国 自動化ゲート#釜山 SES#金海空港#韓国旅行#電子入国申告書

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